WSLのApacheでPostgreSQLを使ったDjangoGirlsをデプロイする
前回の続きです
前回投稿した”WSLのApache+mod_wsgiでDjangoのプロジェクトをデプロイする”でWindows上で開発したDjangoGirlsをWSLのApacheから公開しましたが、そのDjangoGirlsのデータベースをPostgreSQLに変更してみました。
その環境を同じようにWSLのApacheから公開する手順についてご紹介。
追加した環境はPostgreSQLだけです。
- PostgreSQL 12.3
このPostgresSQLはWindowsで動いています。接続はlocalhost:5432
となっています。
DjangoGirlsの変更はチュートリアル通りにやれば問題無いかと思います。
オプション: PostgreSQLのインストール · HonKit
tutorial-extensions.djangogirls.org


ただ、このURLでWindows版のPythonのPostgreSQLパッケージのインストールですが、Windows側の仮想環境で、
(myenv) PS > pip install psycopg2
でインストールしただけで問題ありませんでした。
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WSL側の仮想環境にpsycopg2をインストール
WSL側でも仮想環境に入ってインストールすればいいだろうと高をくくって実行したらエラー。
(djenv) $ pip install psycopg2
#エラーメッセージを確保してませんでした。。。
簡単に言えば、pg_config
が見つからないよ、パスとかおかしいんじゃない?
代わりにpsycopg2-binary
を試してみたら?
というメッセージでしたので、提案どおり
(djenv) $ pip install psycopg2-binary
を実行して上手くいきました。そりゃそうですね。PostgreSQLをインストールしているのはWindows環境ですからpg_configが見つかるわけがない。
(djenv) $ pip list
Package Version
--------------- -------
Django 2.2.4
mod-wsgi 4.7.1
pip 20.1.1
pkg-resources 0.0.0
psycopg2-binary 2.8.5
pytz 2020.1
setuptools 39.0.1
sqlparse 0.3.1
仮想環境のpip list
の状態は↑の通りです。
その後にApahceを起動して、ブラウザで確認。
無事に動きました。
以上です。
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