Windows Subsystem for Linuxのターミナルを改善したい
前回、といってもついさっきの記事で、最後にWSLの気になる点を書きました。
- 日本語環境にしてみよう。
- マーク(Ctrl+m)や貼り付け(Ctrl+v)などのショートカットキーが使えない。
右クリックから選択するのは面倒。
この2点を改善してみました。
ubuntuの日本語化
これは簡単ですね。
$ sudo apt install language-pack-ja
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
終わったらコンソールを再起動。
終了。
WSLのショートカットキー
コンソールの文字列をよくコピーしたり貼り付けたりするのですが、まず選択するための状態にする事がショートカット(Ctrl + M)で出来ないので、いちいちウインドウの上で右クリックして、マークを選択、文字を選択、コピーという手順が必要でした。
また、貼り付けもショートカットが使えないので同じように右クリックして貼り付けてました。
どうにかならんものかと調べたら、オプションがあったのですね。。。
”Ctrl + Shift + C/Vをコピー/貼り付けとして使用する”
このオプションをチェックしてみたのですが、とっかかりの選択状態にするCtrl + Mが効かないので、ストレスは変わらず。
あ、もちろん貼り付けは出来るようになりましたけど・・・
さらに調べたところ、こちらに行き着きました。
WSLを楽しく使う @chez_sugiさん
WSLを楽しく使う - QiitaはじめにWindows 10標準のLinux仮想環境、Windows Subsystem for Linux(以下WSL)は着実に進歩してますが、デフォルトのままだとまだまだ使い勝手が悪い部分があ…qiita.com
こちらにはwslの起動コマンドや、オープンソースのhyperというターミナルが紹介されていて、起動バッチファイルも公開されています。
他にも有益な情報がありますので、WSLを始めたばかりの方は是非一読を!
ということで、hyperを導入してみました。
起動すると、コマンドプロンプトが立ち上がります。
> wsl
を実行すればwslでubuntuの世界に入ることが出来ます。
これは今の時点でubuntuしか入れていないからですが、起動オプションなども説明されているので、是非”WSLを楽しく使う”をご参考に。
このターミナルはいきなりマウスで範囲選択が出来ますので、今までモヤモヤしていたコピペがすっきりしました。
まさにWSLを楽しく使えるようになりました。
hyperのダウンロード


MS本家:Windows Subsystem for Linux の管理と構成

